手前味噌

2016,3,4/ 社長のつぶやき

こんにちは、フラップの小沼です。3月に入り、少しずつ春っぽい陽射しを感じるようになりましたね。
春が近づいてきているのは嬉しいですが、今年は「春の儀式」をしていないので少し焦っています。その儀式とは、味噌作り。

我が家では例年、2月に自家製味噌を作ります。初めて作ったのは、ちょうど4年前。まだ生後8カ月だった娘を背中におんぶして作りました。
味噌は一年中いつでも作れるとのことですが、2月の寒い時期は雑菌が入りにくく、上手に作れるのだとか。

1年分、16キロのお味噌を作るのに必要な大豆は4キロ。一晩水につけてから圧力なべでやわらかくゆでてつぶします。そのあと、前もって塩と混ぜておいた麹と合わせて、焼酎で消毒した大きなタッパーへ。
おいしい味噌を作るためには、一つ一つの過程を焦らず丁寧にやらなくてはいけません。大豆のゆで方が足りなかったり、焦って熱いままの大豆と麹を混ぜてしまったり、タッパーの消毒が十分でなかったり……何か一つの過程で手抜きをすると失敗してしまいます。
ちゃんと作業をしたのち、寝かせること8カ月。10月に入ってようやく、食べられるようになります。

味噌を作りながらいつも思うのは、味噌作りと仕事はすごく似ているということ。
一つ一つ丁寧に積み上げていかなくてはと思っても、スピードを重視しすぎてつい手を抜きそうになったり、種まきだと言いつつまいた次の日に「芽が出ない!」と苛立ってみたり。まだまだ修行が足りません。
2月は終わってしまったけれど、精神修行を兼ねて、来週あたりお味噌を作ろうと思います!

そういえば、2年前にはスタッフを我が家に招いて一緒に味噌作りをしました。
完成したらみんなで交換!同じ材料で同じように作っているのに、みんな口をそろえて「自分のお味噌が一番おいしい」と言います。「手前味噌」とはよく言ったもの。本当に、どんな高級な味噌よりも、自家製のお味噌が一番おいしく感じられます。

フラップの自社事業はまだ模索中ですが、しっかりと丁寧に積み上げて、近い将来、「手前味噌ながら、当社のこのサービスが一番です!」と自信を持って言えるようなものを世の中に出せるように頑張りたいと思います。