『デジタルネイティブ』

この記事は約2分で読めます。

昨日から、小学校3年生の息子の夏休みが始まりました。
夏休みの宿題の1つに、秋に遠足で行く動物園にいる動物1種類について詳しく調べておくこと、というのがあるそうです。
さっそくその宿題に取り組みかけた息子が、「iPhone貸して!」と私に言いました。
渡してみたところ、Siriを起動して「タスマニアデビル(動物)の写真!」「タスマニアデビルの体重!」「タスマニアデビルの食べ物!」など次々とSiriに話しかけて検索し、検索結果のリンクから次々とタスマニアデビルについて調べて、そのメモを取り、宿題を仕上げていきました。
「鳴き声に特徴がある」という情報を得たときには、Youtubeで検索して実際の鳴き声を聞いて、その感想を書いていました。
「私が子供の頃の調べものといえば、図書館に行って司書の方に“○○の本はありますか?”って聞いて本を見つけて(途中から検索システムのパソコンが登場しましたが・・・)、本で調べたのになあ。鳴き声なんて文章に書かれている表現から想像していただけだったのになあ」なんて思いながら、時代の変化を感じてしまいました。
我が家にはじめてiPhoneが登場したのは、確か息子が2歳頃のことだったと思います。
わざわざ使い方を教えたことはないのですが、大人の操作を見たり、自分でやってみたりして、いつの間にか使いこなすようになっていました。
デジタルネイティブ、すごいなあ(それでどんどん使いこなせるように作られているiPhoneもさすが!ですが)。
息子がiPhoneを使いこなす様子を見て、今はまだ私の目の前で時々使う程度とはいえ、ネット上の情報は精度が低いということや、情報の正しい扱い方、フィルタリングなども本格的に考えなくてはならないと感じました。
ご存知の方も多いと思いますが、スティーブ・ジョブズの子供たちはデジタルテクノロジーの使用が厳しく制限されていたそうですね。「画面を見つめる時間より家族の顔を見つめる時間を大切にすべき」という姿勢は、忘れてはいけないと思いました。