『マルチタスクという名の細切れ作業』

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前回、自分の生産性が低いと不満を抱えていて、その原因として集中力が下がっていることをあげました。
それではなぜ集中力が下がっているのか。
自分なりに分析した結果、「マルチタスク(という名の細切れ作業)」と「パソコンのデスクトップ通知やスマホのプッシュ通知」が原因ではと思い、これをやめてみることにしました。

今週は「マルチタスク(という名の細切れ作業)」についてです。
複数の仕事を同時期に進めるというのはみんながやっていることだと思います。
小学生だって、国語・算数・理化・社会etc.、全部勉強します。
でも、国語の問題を解いている途中に他の教科は……やらないですよね。国語を終わらせてから算数をやるはずです。
ところが自分の進め方を見ていると、案件Aと案件Bを同時にやっている。
あれ、これって、国語の問題を1問考え始めたところで算数の計算問題を解き始めるのと同じではないか。
私はそんなに器用だったかな…と考えてみると、そんなことはないと気が付きました。
「同時にやっている」と言っても、正確には完全に同時ではなく、案件Aをちょっとやって案件Bをちょっとやって、また案件Aをやって…結局、細かく切り替えているだけです。その結果、「さっきはどこまでやったっけ…」と戻って再び考える無駄な時間が生じてしまっています。
つまり、私にとってはやっぱり、マルチタスクは逆効果だという結論に至りました。
そこでまずは、「さっきはどこまでやったっけ…」というタイムロスを生じさせない程度までの作業をひとかたまりとして、そこまではやりきってしまうことを心がけました。そのためには、自分の頭の中で作業のかたまりを作ることと、そのかたまりごとに目安時間を設けて進めるのがポイントでした。
ところが。そうやって決めているはずなのに、気が付いたら、案件Aの途中で案件Bを挟んでいるわけです。
そこで出てきたのが、2つ目の原因である「パソコンのデスクトップ通知やスマホのプッシュ通知」。これこそが真犯人でした!
この「真犯人」のやっつけ方については、来週、書きたいと思います!