『決断すること』

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私の仕事上のモットーとして「決める、ブレない、逃げない」というのがあります。
小さいながらも会社を経営していると、日々、決断しなくてはならないことだらけで、決断に時間を取られているとどんどん仕事が遅れていきます。
だからとにかく早く決めなくてはなりません。

仕事に限らず、何かを決断するにあたって、決断に必要なすべての情報がわかっていることは珍しい。だから賭けのようになったり、カンを頼りに決断することも少なくありません。
今でこそ、わりとサクサク決断できるようになってきましたが、数年前までは、なかなか決められないし、決めた後で「やっぱりあっちかな…」とブレるし、それはそれはひどいものでした。
そんな私が決断できるようになったのは、「だいたいのことは、決めたことがすべてではないし、後戻りできないわけでもない」ということと、「とにかくやってみることが大事」ということに、気が付いたことがきっかけだったように思います。
AかBかの二択でAを選んだ、でもAを進めてみて「間違った選択をしたかもしれない」と思ったというところで、Bよりも良いCという選択肢が見つかることもあります。
より良い選択肢も見つからず、ただただ失敗したという気持ちにしかなれないときは、ひたすら、リカバーの方法を考えます。遠回りになっても、そこで得るものも多いのです。
それでもやっぱり、悩むことも多いですし、決断するのはエネルギーが必要。
どうしてもその場で決められないときは後回しにすることもありますが、その場合も必ず、結論を出す期限を決めて、「決断して進む」ことを心がけています。