形式知と暗黙知

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こんにちは、フラップの小沼です。
いきなりですが、弊社にはこれまで、研修制度はありませんでした。
私は、仕事というものは教えられてどうにかなるものではなく、仕事をする中で壁にぶつかりながら、失敗しながら、自分で学んでいくもの、できない、わからない、困った…という中でどうするかを考えて工夫して、成長していくもの、そう思っていました。実際、「人を育てるのは人ではない、仕事だ」ということは、リーダーの方々からよく聞きます。
このことは間違っているわけではないのですが、これはいわゆる「暗黙知」(*1)に関する話で、「形式知」(*2)の部分はしっかりと教えてあげないといけない、と最近教えていただきました。
すべてひっくるめて「体で覚えてください」というのは、さすがに乱暴だった、と大いに反省しました。
人財の多様化をうたっている弊社としては、この「形式知」の部分をしっかりと研修できるようにしていくことはもちろん、「暗黙知」についても、効率的な指導を考えていかなくてはなりません。
私も新米社長・・・・・・日々、勉強です!
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*1、*2について(「デジタル大辞泉」より)
*1)暗黙知:
1 主観的で言語化することができない知識。言語化して説明可能な知識(形式知)に対し、言語化できない、または、たとえ言語化しても肝要なことを伝えようがない知識のこと。ハンガリーの哲学者マイケル=ポランニーの提唱した概念。
2 ナレッジマネージメントにおいて、社員や技術者が暗黙のうちに有する、長年の経験や勘に基づく知識。経営学者、野中郁次郎の定義による。
*2)形式知:
1 客観的で言語化できる知識。ハンガリーの哲学者マイケル=ポランニーが提唱した概念。
2 ナレッジマネージメントにおいて、言語化・視覚化・数式化・マニュアル化された知識。経営学者、野中郁次郎の定義による。明示知。