『リモートワーク時のコミュニケーション』

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弊社では、自宅などリモートで作業するスタッフも多数います。
ご存知の通り世間的にもリモートワークが推進されてきていますし、私も、メリットもたくさんあると感じています。
通勤時間も仕事に充てられるのは大きなメリットですし(特に時短で働く人にとっては)、家族やペットの体調が悪いときなども、そばを離れることなく、仕事もきっちり進めることができます。

しかしもちろん、デメリットもあります。
私が感じている一番のデメリットは、いくらチャットツールや電話で連絡が取れるとはいっても、同じ場所にいるほどの密なコミュニケーションはできないな、という点。
連絡を取りながら業務を進めることはできますが、体調の良し悪しなど相手の様子は把握しにくいですし、温度感が伝わらない、相手が立て込んでいるかわかりづらく、よくないタイミングで連絡をしてしまう、など、ちょっとした行き違い・入れ違いや不便さがありました。
弊社で実際に起きたこととしては、私と、リモートで対応していた別のスタッフがほぼ同時に、同じ人にメールの返信をしてしまったということでした。
同じ場所にいれば「○○さんには私から返信しておきますね」という一言が言えたかもしれませんが、チャットツールでその連絡をして返答を待ってから…という時間が惜しかったんですよね。「情報の共有ができていない会社だな」という印象を与えてしまった、と大変反省しました。
それでは、どうしたらそういうことが起きないか。
弊社でやってみて一番しっくり来たのは、Skypeの動画をつなぎっぱなしにして仕事をすること。
基本的には各自仕事をしていますが、気軽に会話ができたり、見せたい資料などはカメラに写して見せたり、その場にいるのと変わらないコミュニケーションが取れます。
様子が見えるので、立て込んでいるかどうかもわかり、話しかけるタイミングもわりと正確に計ることもできます。
以前、時々この“Skypeつなぎっぱなし”で仕事をしているという方に「ぼーっとした顔(画面を見ているときの顔って結構ぼーっとしてませんか?)でパソコンに向かっているのを見られているかと思うと抵抗がある」と話したことがあるのですが、その時に「自分も最初はそう思ったけど、慣れて気にならなくなりますよ」と言われました。
「ええっ、そうかなあ」と思ったのですが、私自身も、やり始めて15分もたたないうちに気にならなくなりました。
それによく考えたら、相手も仕事をしているので私の顔をずっと見ているわけではないし(自意識過剰でしたね)、こっちを見ていたら私も気が付くものです。
とはいえ家の中が写るのは抵抗がある…など問題もあるかもしれませんが、リモートワークデメリットを補うことができるとてもいい方法だと感じています。
リモートワークのコミュニケーションでお困りの方、良かったらやってみてください!
最初はちょっと恥ずかしいかもしれませんが…とってもオススメです!